必殺キス篭定スペシャル釣行記<第63回>
クラブの初釣り大会でカレイを釣った坂巻さん(左)、コブダイを釣った中村さん(中)、ハネを釣った野村さん
寒波の連続で人は寒さに震えていたが、和歌山・紀ノ川河口のキビレやハネは元気だった。
会長を務める貝塚サーフの初釣り大会に21日、参加した。この日の潮は、長潮前の小潮。あまり良い潮ではなかった。干潮が午後8時半で潮位は60センチ前後。大会の開始時間は午後8時。
この条件下で立てた作戦は―。
〈1〉干底時なので、できるだけ水深があるポイントに入り遠投すること。
〈2〉冷え込みの影響で餌取りは少ないはずなので、餌は勝負の早いボケをメインに使うこと。
〈3〉キビレがいたら、すぐに食うはず。最初の釣果が小型だったら即、ポイントを変わること。
ポイントは、水深の浅い右岸は避け、水深のある左岸・水門跡に入った。ハリ(がまかつ・チヌ5号)に小ボケを付けてフルスイング。ハリとボケのサイズが合っていたら、力を入れて投げてもボケはハリ外れしない。
作戦が外れてしまった…。アタリがないので20分ほどで仕掛けを回収すると、餌が取られていた。水温が極端に下がっていないのか、まだ餌取りがいたのだ。
作戦を変更。餌を予備で持参していた太めのマムシに替えた。遠投すると結果が、すぐに出た。竿先に震えるようなアタリが出て、28センチのキビレを釣った。
魚はいるが、どうもサイズが小さい。水門跡周辺でポイントを替えて投げ続けたが、釣果は小型ばかりだ。
最後の賭けに出た。紀ノ川大橋下流側のポイントに大きく移動。キビレは型が小さいので、ハネ・スズキを狙う作戦だ。
もくろみが的中し1投目でハネ41センチゲット。その後にも47センチのハネが来た。大物ではないが一応、満足しながら午前3時に納竿した。釣果はハネ41と47センチ、キビレ20~28センチ7尾、シマイサギ1尾だった。
大会では、兵庫・垂水漁港の釣果が抜群で、坂巻敏和さん(大阪市)がマコガレイ33・1センチを釣って優勝(カレイ優先のルール)。今年入会した中村匡志さん(大阪市)はコブダイ74センチを釣って注目の的になった。寒くても大物はいるのだ。(報知APG・野村 道雄)
関連情報:スポーツ報知
情報提供:報知APG・貝塚サーフ会長 野村道雄
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