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【新潟県・S様】キススペシャルEX+ インプレッション


発注~到着~初釣行編

当方、これまでシマノサーフリーダーDX-Tを愛用しておりました。飛距離はMAXで6色ちょい、実釣平均は5色程度で楽しんでおりましたが、常に「いつかは並継竿で、さらに『夢の感度』を味わってみたい」とキススペシャルへの憧れを持っていました。
価格の面でなかなか足を踏み出せないままでしたが、様々な投げ釣り師が「篭定仕様」の利点を述べられているのを伺ううち、ついに我慢できず思い切って注文いたしました。
FX+, EX+, DX+のどれにするか3ヶ月迷っていましたが、寺田様のアドバイスからEX+を選択。
その際にリールシート位置について適切なご助言をいただき、それが自分のフォームの見直しにもつながりました。完成まで約2ヶ月、楽しみの日々は続きます。

そして納品日、子供のようにワクワクしながら開封すると、美しく装着されたバットガイドを一目見て、「間違いない!」と確信しました。正に芸術品。これを通り抜けるラインの美しい螺旋がイメージできます。
そしてトップまでの6点のチタンガイドのコンパクトなこと!ロッドと一体化しています。どんなキャストフィールなのか想像もつきません。
しかししばらく雨の予報。我慢の日々です。

  • 2016NEWキススペシャル〈405EX+〉+篭定SP25-12+篭定SPLガイド6点セットF+(メインスレッド)金ホロ+(飾り巻きスレッド)青ホロ+ラバーグリップ。2016NEWキススペシャル〈405EX+〉+篭定SP25-12+篭定SPLガイド6点セットF+(メインスレッド)金ホロ+(飾り巻きスレッド)青ホロ+ラバーグリップ。

しばらく天候・海況を待ち、ようやく昨日実釣となりました。
7月某日 曇り/新潟県寺泊海岸 出雲崎寄り

大雨の名残の濁りを避けてたどりついた初めてのポイントでの竿出しとなりました。べた凪の海面にストレスを与えないため、20号海藻天秤、4本針にチロリとジャリメを交互につけて、記念すべき1投目。
まずテトラ前に余裕をもって着水の4色をイメージして、ほとんど力を入れずV字でキャスト。
「シュコン!」という、今まで感じたことのない力糸抜け音とともに、軽々とシンカーがぶっ飛んでいきます。
「あ、やばい!」サミングで止めますが、シンカーはテトラを直撃。
「なんだこの反発力は!」5色ほぼ出し切りです。
とりあえず回収し、さらに力を抜いて再キャスト。キャスト時にはシュコッと気持ちいい音と、しなやかな竿先の粘りを感じます。仕掛けは狙ったとおりの場所4色半付近に着水してくれます。方向は全くブレません。(あれ、うまくなった?)と錯覚します。
糸ふけをとり、ハンドル3回転後にアタリ。び、と前アタリを確実にとらえ、仕掛けをステイ。5秒ほどすると、びびび、とキスらしいアタリがしっかりと伝わってきます。
アタリの伝わり方は、金属的なものではなく、ややマイルド。それでいて確実にキスのそれとわかります。
サーフリーダーDXTでは「ガクガクガタガタ」という振動だったアタリが、別の感覚で伝わってきます。
じっくり引くと、ビクンと前アタリ、ビビビの本アタリがさらに2回。
たまらず回収したところ、記念すべきキススペシャルの1投目は3連でした。型は12~15センチと小型でしたが、魂入りました!

2投目、同じポイントからキスのアタリを感知し、欲を出してさらに20秒ほど仕掛けをステイさせていると、もぞっとした重たいアタリが2回。嫌な予感がします。
2色より手前に海藻帯があるため、早めの回収。やはりシロギスに加えクサフグがぶら下がっています。他魚種を選別できるなんて、下手っぴで鈍感な自分には無理と思っていましたが、キススペシャルでははっきり可能であることを実感できました。

3投目、近場でやや大きなアタリ。借り物のBXでは弾いていたアタリも、竿先がにゅっと粘ります。回収する途中の締め込みにも竿先が追従し、ヒヤヒヤしません。上げてみれば20センチがしっかり口元にフッキングしていました。

今回は2時間で26匹、数・型ともまずまずでしたが、キススペシャルがこの釣行を全く別次元のものに変えてくれました。

1回目のインプレッション:キススペシャルEX+は4~5色の釣りを気持ちよくしてくれる。篭定ガイドセットは、滑らかなキャストフィールと、確実なアタリ伝達に寄与する。
近々、25号シンカーでのフルキャストをしてみたいと思います。楽しみです!

フルキャスト編

7月某日 曇り→晴れ/新潟県野積海岸
笹濁りが残る凪の海況、道糸0.6号に25号タングステンフロートシンカー、5本針にチロリとジャリメを交互につけて、フルキャストを試しました。

野積海岸は遠浅のため、良型を狙うなら遠投とおっしゃる方が多いようです。ルアーロッドでのちょい投げで感度を楽しみつつ数を釣る方もいらっしゃり、楽しみ方はいろいろ。
毎年5色程度が自分の有効実釣範囲でしたので、飛距離を伸ばすよりもこの範囲で気持ちよく釣ることを考えてのキススペシャル購入です。が、今日は思い切り投げてみます。

垂らしを元ガイドより30センチほど上にとり、V字8割の力でキャスト。
12時~11時方向をロッドが移動するあたりで、ぐぬぬ、と竿先付近のしなやかな反発を感じ、心地よい力糸抜け音が続きます。
糸ふけをとり5色半。今までのタックルでは27号フルスイングでやっとかな(我ながら下手ですね...)、という距離が、キススペでは楽に出ました。
竿サビキを試しますが、さすがに砂紋でちょいちょい竿先がお辞儀します。ただ、ぐぐぐ・びよーんという跳ねる感じではなく、トレースする感じに近いかもしれません。
4色に入ったところからアタリが出始め、1色半までに5回。回収すると12センチから15センチが3匹。
素針2本はジャリメが綺麗になくなっており、餌つけおよび合わせが下手だったことを知らされました。

2投目、9割キャスト、糸ふけをとり5色半、12センチ2連。
3投目、フルキャスト、糸ふけをとり6色ぴったり、12~15センチ3連。
4投目、フルキャスト、6色、13センチ3連。
以降、このペースで釣れ続きましたがもともと小さかった型が落ちてきたので8投で終了、釣果は約1時間で24匹でした。

8割から10割のフルキャストまで、自分の飛距離は5色半から6色。上手な人が投げればもっと飛ぶでしょう。
8投しかしていませんが、EX+だけに竿の持ち重り感も疲労感もなく快適でした。
篭定さんのガイドセットですと、道糸が竿本体のすぐ近くを通るので、糸がばたつかず安心です。
以前の振り出しタックルでは、5色程度出すためにけっこう頑張って振っていたためか、ミスキャストも多く、道糸のガイド絡みもありました。

篭定キススペシャルへの変更で、力む必要がなく、かつトラブルが減ったため、確実に手返しの向上が得られ、釣りに集中できました。
投擲フォームの向上は一生の課題です。いずれ23号や27号のオモリと垂らしの変更も試してみますが、この竿で自分が目指す方向性は「4~5色以内の気持ち良い釣り」でほぼ固まりました。
購入当初より篭定さんに相談にのっていただいたことで迷いもなく、大満足のタックルができあがりました。


目指す方向性の確認釣行

7月某日 晴れ 熱中症厳戒の日/新潟県寺泊海岸

べた凪、海水も超クリア、ほぼ無風。初めてのポイントに挑戦です。
今日は5色程度から探りながら釣り、型のアップを期待します。
ダイワのタングステンフロート25号と自作の7号4本針から。今日はピンギスよけのため針を大きめにしています。餌はジャリメ。

  • 2018年7月某日 新潟県寺泊海岸。2018年7月某日 新潟県寺泊海岸。

野暮ったいですが、テニス用のグリップをリールシートまで巻き上げています。滑らず、ブランクスにも傷がつかないので、ほぼ全てのロッドに巻いています。リールフットを挟む薬指・小指のあたりにマメができることもなく、またリールのガタつきが減少して良い感じ。

1投目、全く力を入れずV字キャスト、糸ふけ取って5色半。自分がこのロッドに合ってきたのかもしれません。ハンドル5回転でコッと前アタリ、すぐにびびびと本アタリ。3色までサビくうちに4回のアタリを感じ、巻き上げると針数パーフェクト。型は12~14センチと小型ですが、活性が高いようです。

2投目、少し角度を変えて同じ力でキャスト、やはり5色半。すぐ根掛かりし、慎重に抜きます。
その後3回のアタリがあり、3色より手前は無反応なので巻き上げると、13~15センチで3連。素針には海藻が食い込み、やや針先が開いていたのでこれは根掛かりのせい。

3投目、根を避けて4色半までキャスト。少し砂利底のようで、リーリングサビキ中、ゴツゴツした感触が伝わってきます。スッとサビキがマイルドになり砂地に入ったらしいところで、はっきりとした前アタリと大きな本アタリ!たまらずすぐ巻き上げてみるも、16センチ2連。
以前の振り出しでは「20センチか?」というようなアタリが、キススペではこのサイズのキスで感じられることがわかりました。

4投目、ここからは4色半安定と手返し重視としました。4色付近からやや速めのサビキに、大きなアタリ。
2度目の大きなアタリは、フッと道糸のテンションが抜ける食い上がるような感じ。巻き上げると18センチ、キスバナナで3連。

砂利底のせいか、針の痛みが早いので仕掛けチェンジ。5号袖8本針にして針数パーフェクトを狙います。
5投目、4色から1色まで丁寧にサビいて無数のアタリ。前アタリ、本アタリ、泳いでいるキスの締め込みと、様々な振動が手元に伝わってきてテンション上がります。上げてみると14~16センチの7連、1匹は針2本くわえています。惜しい!

6投目、先ほどと同様に丁寧に、しかし少し速めにサビキます。
ついに8連達成!写真が下手で7匹しか映りませんでしたが...

  • 6投目で8連達成!!6投目で8連達成!!

7投目、かなり大きな前アタリ、その後1メートルほど竿先を引き込む大きなアタリ。たまらず巻き上げると今日一番のサイズ、21センチ。BXで26センチを釣ったときと同じ程度の振動を感じました。
15投まで釣れ続き、餌切れで終了。約3時間で70匹の釣果は大満足です。12センチ未満のピンギスもかからず、楽しい釣行となりました。

  • 今日一番のサイズ、21センチ。今日一番のサイズ、21センチ。

篭定ガイド装備キススペシャル導入で変わったことや感じたことをまとめてみます。
1)キャスト時に力まなくなった。
2)小径ガイドにも関わらず、力糸抜けがよくなった。結び目が通り抜けるときの衝撃がほとんどない。
3)まだ竿先の反発を中心に飛ばしているように感じるが、それでも5色くらいは楽に出る。
4)力糸を巻き取る際、糸の目がガイドに擦れるシュルシュルという音がしない。
5)体格に合わせリールシート位置をかなり下げてのセッティングにしていただいたが持ち重り感はない。
6)以前はロッドを持ち替える際に竿尻が体に当たる長さだったが、今は取り回しが快適になった。
7)前アタリは鮮明、本アタリは思ったよりマイルドだが、キスのサイズをよく反映する。
8)アタリがあってキスがついていない、ということが減った。
9)丁寧に釣るようになった。これが一番大きな効用かもしれない。

費用対効果と言われると、これは趣味の世界なのでそれぞれの価値観かと思いますが、自分に関して言うと、思い切ってよかったなと感じています。3回釣行し、明らかに周りの釣人よりも好釣果が得られました。釣果は運がよかっただけかもしれませんが、楽しく集中して釣る度合いが増したことで、以前よりも短時間で満足感が得られたように思います。よい道具を使うことで、自分が道具に合わせるような感じで上達しつつあるのかもしれません。

  • 体格にきっちり合わせたガイドセッティングで、楽しく集中して釣る度合いが増して、以前よりも短時間で満足感が得られました。体格にきっちり合わせたガイドセッティングで、
    楽しく集中して釣る度合いが増して、以前よりも短時間で満足感が得られました。

今回のロッド製作にあたり、篭定さんからは「せっかくのストリップ仕様のロッドから作るわけですから、体格にきっちり合わせたガイドセッティングをしましょう!」とアドバイスをいただきました。
結果、非常に自分にあったロッドを作っていただけました。感謝申し上げます。これから使いこんで、より人竿一体の楽しい釣りをしたいと思います。

今回のS様のスペシャルロッドの詳細です。