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釣具へのこだわりと情熱


投げ釣りの快適さを100%満たしたPEライン専用のスプールを作りたい。

スプール完成品

キスの引き釣りに代表される投げ釣り。その投げ釣りには、魚を釣る楽しみに加えて、仕掛を遠くへ投げるという、投げる爽快感があります。その投げるという事に着目した時、重要な役割を担うリールという道具が存在し、さらにリールを構成する部品に着目した時、投げる事に関して、最重要な部品であるスプールにたどり着きます。投げ釣りはもとより、釣り全般に言える事ですが、釣人の皆さんは、たまの休日に、身体のリフレッシュを求めて釣りに行く方が多いと思います。ですから、できれば全ての面で快適に釣りができる事が、何よりも大事な事だと思います。

その快適さを、リールのスプールに求めた時、「第一に、投げた時バックラッシュ等のトラブルがない事。」「第二に、良く飛ぶ事。」「第三に、錆びない、そしてメンテナンスが楽な事。」「第四に、価格が安い事。」「第五に、軽い事。」が上げられると思います。以上の事を、現在メーカーさんが作られているスプールに照らし合わせた時、要求を100%満たしているのか?と言うと答えは「ノー!」と言うしかありません。さらに、PEラインが主流となった投げ釣りに対して、メーカーさんの純正スプールは、一部を除き、いまだに昔からのナイロンライン用のスプールが多いと思います。

試行錯誤の末に・・・

新素材写真

「新素材」との出会い

そこで、五つの要求を100%満たしたPEライン専用のスプールを作ってやろうと思い立ち、出来上ったのが篭定遠投スプールです。さて、一番重要な事は、素材選びですが、そもそも遠投スプールの素材である「ジュラコン」は、20年も前から使われています。色々な形のスプールが、全国の投げ釣りが盛んな地域で作られてきました。さらに優れた素材を求めていた3年程前に、この「新素材」に巡り会う事ができました。この「新素材」は、大きな樹脂の塊で、もともと工業用の歯車などの材料として使われていました。篭定遠投スプール(青スプール)は、この塊から一個一個丁寧に削りだして作った物なので、素材の特性である強度はもちろん、耐衝撃性、耐磨耗性、すべり性に大変優れており、耐熱温度も200℃と高く、尚且つ軽いのも特徴です。
その結果、私が掲げた五つの要求を100%に近い所まで満たす事ができたと思っております。

難しいテーマへの挑戦

次に重要な事は、スプールの形状です。理想のスプールの二大要素である、PEラインが良く飛び(放出抵抗が少なく)、ラインのバックラッシュ等のトラブルが少ないという事は、実は相反する事なのです。つまり、PEラインが良く飛ぶように、スプールの糸巻面のテーパー角を大きくすればするほど、PEラインのバックラッシュ等のトラブルが多発するようになります。現在、釣具メーカーさんから発売されていますリールの純正スプールの中で、テーパー角が5~6度に設定されている物が、まさにこれで、飛びは良いが、バックラッシュ等のトラブルが多いのです。釣人が、せっかく高額なPEラインを巻いても、すぐにダメにしてしまう事が多く、これでは爽快な気分どころではありません。

さて、このスプールの相反する二大要素を、100%に近い所まで満足させた糸巻面のテーパー角とは?・・・多数の試作品を作りテストを重ねた結果、0度~2度のテーパー角という結論に達しました。0度~2度と幅があるのは、スプールの口径、糸巻面の表面積、前エッジのテーパー角等、他の要素も複雑に絡み合ってくるからです。色々な形、大きさのリールに最適で、尚且つ一番効果のあるスプールを作るため、そのリールに一番合ったテーパー角を、0度~2度の間で選択します。また、PEラインは、ナイロンラインに比べて大変しなやかなため、PEラインがスプールから放出される時、振幅(あばれ)が大変少ないのも一つの特徴です。
この特徴を利用して、スプールの直径を、リールに装着可能な最大に設定する事ができます。リールは、スプールの周りを、ローターが回転して、スプールにラインを巻きつけているのですが、スプールの直径を大きくする事で、スプールとローターの間の隙間が小さくなっても、PEラインの放出時に、PEラインがローターに当たる事は殆どありません。もちろん、スプールをローターに囲まれた位置から、なるべくTOPに近い位置に移動させてから、投げる事が理想的です。ただ、ラインの巻き方の工夫という事で、シマノさんが開発しました超密巻き機構のリールであれば、あえてスプールをTOPに近い位置に移動させなくても、飛距離は、遜色ないように思います。(ただ、超密巻き機構のリールは、スプールの前後動が超低速なため、実際、スプールをTOPに近い位置に移動させる事自体が、困難なのですが・・・)


【静岡県工業技術センター強度加圧試験】

静岡県工業技術センター強度加圧試験
静岡県工業技術センター強度加圧試験
破断試験=(A)新素材スプール=0.52219kN=約57kg加圧
破断試験=(A)新素材スプール=0.52219kN=約57kg加圧

破断試験=(A)新素材スプール=0.52219kN=約57kg加圧


スプール完成品

メンテナンス性にも注目

スプールの素材は樹脂ですので、もちろん腐食しません。PEラインの塩抜きも簡単で、釣行後、篭定遠投スプールにPEラインを巻いたまま、真水・ぬるま湯に浸けておけば、塩抜きできます。また、たまには、スプールからPEラインを外して、スプールに付いた汚れを水で洗い流してください。乾いた布で良く拭いて、仕上げにクリーナー(ダイワさんのロッドガードⅡ等)で磨き上げてください。特にPEラインが放出時に当たるスプールの前エッジは、入念にお願いします。こうする事で、PEラインの放出時の摩擦抵抗も減少し、篭定遠投スプールの性能を維持できます。

「上記内容は、2004年7月23日に記したものです。」

樹脂素材と大口径のメリットは・・・

キャスティングフィーリングですが、素材が樹脂のため、投げた時音が殆ど出ません。通常の金属スプールですと、ラインの放出時、ラインがスプールの前エッジに当たり、キーン、キーンとかん高い音が出ますが、篭定遠投スプールは静かです。また、スプールの大口径化により、巻き取りスピードがアップしていますので、高速で巻き取りたい時は大変楽です。ただ、キス等の喰いが悪く、微妙なサビキが必要な時には、ハンドルの回転を、純正スプール装着時より更に、ゆっくりモードにしてください。

ダイワさん&シマノさんのリールに対応した替えスプール13機種

スプール装着イメージ

篭定遠投スプールの現在のアイテムですが、13機種ございます。ダイワさんのトーナメントサーフ08Z45・Z45II・Z45C/ベーシア45II・45C・45QDII・45QD他全ての45シリーズに最適な(A2)・(B2)・(C2)スプール、シマノさんのスーパーエアロチタン・テクニウムに最適な(D)・(E)スプール、シマノさんのスーパーエアロXT-SS・XT・旧EV・旧FVに最適な(F)スプール、シマノさんのスーパーエアロテクニウムMgに最適な(H)・(I)・(H2)スプール、ダイワさんのトーナメントサーフ35・ベーシア35・キャスティズム・キャスティズムQD・グランドサーフ35V・グランドサーフ35・ネオサーフ35に最適な(J)・(K)スプール、シマノさんのスーパーエアロキススペシャルMg・SD/フリーゲン/スウィングキャストXT・パワーエアロスウィングキャストXTに最適な(L)・(M)スプールです。

シマノ主催の大会で、篭定遠投(H)スプールの許田安信氏が優勝

「2003シマノワールドチャレンジキャスティングトーナメント全国大会」が開催されました折り、ビートキャスタークラブ所属の許田(もとだ)安信様が、テクニウムMgに篭定遠投Hスプールを装着して出場されたのですが、108.60mを記録し見事優勝され、全国のインランドキャスティング愛好者の方々の頂点にたちました。これは、篭定遠投スプールの遠投性能が高い事の証明だと、自負しております。

テーパー角1.5度、2度はオリジナル発想から生まれた

テーパー角とバッククラッシュ発生率表

とことんこだわり抜きました。

最後に、篭定遠投スプールの素材である「新素材」の発見と、スプールの糸巻面の最適なテーパー角である1.5度・2度は、篭定釣具店独自の発想から生まれた物で、特許を取得いたしました。そして、篭定遠投スプール製作の根本には、以下、特許出願書類の中の一文の引用となりますが、「本発明は従来のスプールの課題を解決するためになされたもので、その軽量化が容易で釣糸との摺動抵抗が少なく、釣糸の繰り出しや引き込みに際して糸崩れを起こすことなく安定におこなうことができ、その投擲操作性に優れると共に、耐磨耗性、耐久性及び経済性に優れた魚釣り用スプールを提供することを目的とする。」という思いが存在する事を、付け加えさせて頂きます。

篭定遠投スプール特許証

篭定釣具店 店主 寺田弘孝

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